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国産オーディオ全盛期のCDプレーヤー名機と評判の高い、VICTOR XL-Z711 ￥99,800(1988年発売)になります。

日本ビクターが誇る音響技術「K2インターフェース回路」を初めて搭載したCDプレーヤーです。

3か月程前にフリマサイトにて音飛び、トレイ開閉動作不良の品として購入しました。
現在、当初の不具合は解消し、本体のCD再生、各動作は出来ています。
ただし、製造から30数年を経過した古い機械ですので、ご購入直後以降の動作については保証をいたしかねます。

使用感はありますが、このモデル専用の動作する赤外線リモコンが付属します。取扱説明書はありません。

せっかく手に入れた名機なのですが、オーディオ機器が増え過ぎ収拾がつかないため整理いたします。


【メンテンナス、天板その他に傷有り。目立つ大きな傷はなし。
トレイ開閉動作の不具合はベルト交換のうえ、解消しています。
CD読取動作は調整済みで、現状、先頭から最終曲まで音飛びは【殆ど】発生しない
※初期プレス（1980～90年代）の古いCD、CCD（コピーコントロール）、最近のSHMCD、XRCD（2010年代）などいろいろなCDの再生を48時間以上確認しました。
※あらゆるディスクの再生を保証するものではありません。またCD-Rの読取は未確認です。

RCA、OPTICAL、COAXIAL、各出力に問題ありません。フロント6.3mmヘッドホンプラグ出力に問題ありません。

※音質についてのコメントは耳に自信ありませんので、差し控えたいところですが、確かに良く言われているような、中低音の効いたビクターサウンドなのだろうと思われます。
※コンデンサ等、電子部品が経年劣化していますので、新品時の音質を保証するものではありません。
※また、製造後30年経過したものにしか触れていないので、新品時の音質がどういったものかは全く知りません。

液晶表示にほんの少し輝度の弱い部分がありますが、ドット抜け、不点灯部分はありません。

赤外線リモコン有り、リモコン操作に問題ありません。可変出力ボリューム操作に問題ありません。
リモコンはかなりやれてます。画像は白っぽく映っていますが、もう少しマシです。電池蓋部分に亀裂ありますが、蓋が外れることはありません。

ピックアップレンズは清掃済みです。トレイ開閉とピックアップトラッキング用のゴムベルト2本を互換品の新品に換装済みです。

ピックアップ出力調整、トラッキングフォーカス調整を実施しています。

※オシロスコープは使用していません。あくまでも再生を確認しながらの素人作業ですのでご留意ください。

各可動部位の古いグリスを除去して、シリコングリスを塗布しています。
内部全体はエアブローにて埃を除去しました。
基板、接続カプラー、ケーブル端子、電解コンデンサー半田付近に接点復活剤を吹き付けてあります。
外装をクリーナーにて清掃。無水アルコールにて消毒。シリコンスプレー、ワックスにて保護、艶出ししています。

【仕様】
型名:Vicor XL-Z711
発売:1988年4月
価格:
D/Aコンバータ:18bitバーブラウンPCM-56P X2+2bitのディスクリートのDAC X2
デジタルフィルター:18bit・8倍オーバ－サンプリング
デジタルアイソレーション:K2インターフェース光伝送
シャーシ:Wシャーシ
ピックアップ:OPTIMA-4S
スライド機構:ウォームギヤ
電源トランス:EIトランス X1
出力端子:アナログ固定・可変、デジタル光・同軸
周波数特性:2Hz～20kHz
高調波歪率:0.0025%
S/N比:110dB
ダイナミックレンジ:100dB
サイズ：W435×H123×D380mm
重量:12.0kg

※送料出品者負担、ヤフーEASY140サイズ

（2022年 4月 8日 22時 36分 追加）音飛びの説明が曖昧な印象でしたので追記します。現状、手持ちのCDでの音飛びはありません。購入当初、特に音飛びの激しかった複数のCDはすべて読取り再生が問題なく出来ています。但し、トレイにCDを入れたまま電源を入れ直すとディスク内容のサーチ動作から先頭からではなくランダムに途中の曲から再生を開始してしまいます。この現象については未調査です。トレイを空にして電源を切るか、一旦再生を停めて再開すれば問題はありません。